AJCC2021の枠順発表前、事前予想をしていきたいと思います。
ここは、好メンバーが揃い、見応えのある1戦となりそうです。ネット競馬の予想オッズになります。

現時点での予想を発表します。人気妙味を考慮した予想となっています。
◎アリストテレス
〇ラストドラフト
▲ステイフーリッシュ
★タガノディアマンテ
△ベストアプローチ、サンアップルトン
▽ウインマリリン、サトノフラッグ
◎アリストテレスは前走菊花賞でコントレイルの首差2着。これをフロック視する見方もあるが、相手なりに走る面があるため相手が強くなるほどパフォーマンスを上げるタイプとみる。血統的に初の中山も問題ないと思われ、レースでかかる面があることと今の特殊な馬場を考えてルメールJ騎乗はかなりプラスに働くと見て軸として信頼する。
〇ラストドラフトは一昨年の中日新聞杯から安定しており、崩れた2戦のうち、ケフェウスSは展開不利と体調面の問題、金鯱賞は前有利展開を後ろからとなってしまいいずれも情状酌量の余地あり。冬場に調子を上げるタイプで、1週前追切の動きもよく、昨年のAJCC杯も不利がありながら大外を回って3着と強い内容で、テン乗りに不安はあるも人気妙味も考えて対抗に。
▲ステイフーリッシュは間隔を空けたローテでより力を出せるタイプ。実際に、2カ月以上間隔を空けたローテでは、5回中4回馬券に絡んでおり、この中間はCWで自己ベストタイムをたたき出すなど、前走オールカマーSよりも明らかに状態は良いと見る。中山コースと相性も良く、ミッキーブリランテやエントシャイデンなど今年も絶好調の矢作調教師の勢いに乗る。
★タガノディアマンテはスタートがあまり良くなく出脚も速くないことから、後ろからの競馬となることが多かったが前走のステイヤーズSでは逃げて粘る新境地を見せた。長距離巧者に見られがちだが、中山の中距離の皐月賞やセントライト記念では後方から外を回るロスの多い競馬でも見せ場は作った。スタミナがあり今のタフな中山の馬場も向きそうな今回そこまで人気もしなさそうなので狙い目。
△はベストアプローチ、サンアップルトン。前者は前走に復調気配あり。人気ほど差はなく穴で警戒。後者も前走で力を示した。冬場に調子を上げるタイプで、速い足を使えないタイプから今の馬場も向きそう。
▽ウインマリリン、サトノフラッグは人気観点からも抑えまで。ヴェルトライゼンデ、ジェネラーレウーノ、モズベッロは怖いが点数が増えすぎるため無印とした。
次回は東海Sの考察をしていきたいと思います。