新種牡馬について特徴や買い時を考察していきたいと思います。
今回はリオンディーズ産駒について紹介します。
先日、産駒のピンクカメハメハがサウジダービーを制覇したことが記憶に新しいところです。
2021年2月23日現在出走回数が303回(そのうち20勝)と、まだまだデータが少ないので今後も見ていく必要がありますが、現段階での考察をしていきたいと思います。
まずは、リオンディーズの血統です。
父キングカメハメハ×母シーザリオという超良血馬で、兄エピファネイア(父シンボリクリスエス)もデアリングタクトやアリストテレスなど活躍馬を多く輩出しており、注目の種牡馬です。弟のサートゥルナーリアも今後種牡馬となるのでこの兄弟の種牡馬としての活躍が本当に楽しみです。
現役時代の成績は、5戦2勝で勝鞍には朝日杯フューチュリティステークス(G1)があります。日本ダービー5着の出走を後に、屈腱炎を発症し引退しています。
まずは、産駒の買い時は現時点で次のように評価しています。
【芝・ダート】どちらでも走れる
【コース】小倉・阪神に良績
【枠順】外枠が好成績
- 【芝・ダート】どちらでも走れる
2020年に挙げた14勝のうち、11勝が芝、3勝がダート、兄のエピファネイア産駒も圧倒的に芝のほうが成績が良いため、芝〇ダート×という見方が多かったと思います。しかし、2021年は現段階で全6勝のうち4勝をダートであげており、ピンクカメハメハがサウジダービーを制覇したり、ティアップリオンもレベルの高い1勝クラス黒竹賞を勝っており、ダートでも走れる種牡馬と考えられます。
- 【コース】小倉・阪神に良績
芝の競馬場別成績になります。
まだ、データ数が少ないですが小倉・阪神で高い複勝率をあげていることがわかります。福島コースも成績が良いので今後注目していきたいところです。

- 【枠順】外枠が好成績
芝コースの枠順別成績になります。7枠、8枠の複勝率が高く、外枠の方が好成績という傾向になっています。内枠では1枠が好成績です。こちらも今後も注意してみていきたいですが、兄エピファネイア産駒も外枠が良い傾向になっており、シーザリオ系種牡馬の特徴かもしれません。

今後も活躍が期待される種牡馬だけに、これからも注視していきたいです。
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