展望
過去10年で3連単の払い戻し最低額は4万7800円、最高額は42万7000円とハンデ戦でもあり荒れる重賞。今年の中心はダイヤモンドステークス勝ち馬のグロンディオーズ。その他ミスマンマミーア、サンアップルトン、ヒートオンビートなどが人気になりそう。差し馬が多く揃っているだけに先行馬には警戒したいところ。
目黒記念2021予想~過去データ分析~
人気馬の成績⇒1人気は信頼度高、2人気は過去10年で複勝率10%
過去10年で1人気馬の成績は、(2-3-2-3)と複勝率は70%とそこそこの数字。2人気は(0-1-0-9)と複勝率10%で買いづらいデータ。
ローテーション⇒メトロポリタンS組は過去10年で8頭馬券に絡んでおり注意
過去10年で3着以内に入った馬のうち、前走メトロポリタンS組が30頭中8頭おり、好成績。ハンデ戦だけにその他3勝クラスからの組や重賞からの組など様々。
脚質⇒逃げ馬は過去10年1頭も馬券に絡めず、差し馬優勢
過去10年で見ると逃げ馬は1頭も馬券に絡めず、差し馬が6勝とかなり優勢。2500mは坂を2回越えなければならず、2400mと100mしか変わらないがよりスタミナが問われるコースと言えそう。
枠順⇒7枠が最多の4勝
過去10年で7枠が4勝と最多勝利をあげているが、1~4枠もそこそこ成績が良く、逆に8枠の成績は悪いだけにあまり枠の差はなさそう。
ハンデ⇒54~56キロが好成績
過去10年で馬券内に絡んだ馬の内、30頭中21頭が54~56㌔。出走頭数が多いこともあるが、ハンデが重すぎる、軽すぎる馬は好走率が低め。
今年のメンバーで有力馬は…
グロンディオーズ
6歳馬だがケガで長期離脱していたこともあり、キャリアが浅くまだまだやれそうな馬。前走で重賞初勝利をあげた勢いもあり、左回りの長距離はベストの条件でここもハンデ56㌔でルメールJ騎乗となれば人気でも逆らえない。
サンアップルトン
前走メトロポリタンSは内でなかなか抜け出せず厳しい競馬となり4着は仕方なし。アルゼンチン共和国杯3着からもここでは実績上位でハンデ55㌔も許容範囲だろう。ただ、冬場の寒い季節が得意なだけにこの時期の気温は気になるところ。
ヒートオンビート
これまで13戦して掲示板外したのはわずか1回という安定感抜群の馬。着実に力をつけてきておりこのメンバーでも力の差は感じないが、前走でもかかる面を見せていただけに折り合いと初の東京コース(長距離輸送)などをこなせれば…。
ウインキートス
前走日経賞は初重賞挑戦で不利もあり見直せる内容。ここは、先行馬が少なく展開利が見込めハンデ52㌔も有利に働きそう。丹内Jだけに過度な期待はしずらいが、先行粘り込みの可能性は考えておきたい。
ムイトオブリガード
長欠明けを叩かれ徐々に復調してきている印象。前走新潟大賞典は距離が短かったが、荒れた馬場の中、後方から上がり最速の脚は使えており力は見せた。横山武Jはダービーのエフフォーリアの騎乗で頭が一杯だろうが、この馬もハンデ57㌔でも十分に勝ち負けになる実力馬と見ます。

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