ディープモンスター 武豊 C
前走皐月賞は外を回される厳しい競馬となったが、2着馬とは0.3秒差と大きくは負けておらず評価できる内容。東京コース替わりは間違いなくプラスで、池江調教師も目標をダービーにおいていたことから状態面での上積みも見込めそう。ただ、まだ本格化は先という感じで、武豊Jもエンジンのかかりが遅いというコメントをしており、やや過剰人気感は否めない。
皐月賞は叩き、目標はダービーという記事
【皐月賞】ディープモンスター 怪物への階段を一歩一歩…池江調教師“辛口評価”のワケ/トレセン発秘話 | 競馬ニュース – netkeiba.com
バジオウ 大野 B
馬主、厩舎、ジョッキーみな初ダービーという挑戦。前走プリンシパルステークスはメンバーレベルに恵まれたものの、着差以上に強い内容。先行脚質は魅力で、血統的にも祖母にダンスインザムードがいる良血馬で、オークスのハギノピリナのような台風の目になるような可能性を秘めている1頭と見ています。
バスラットレオン 藤岡佑 E
前走は適距離のNHKマイルカップでスタート後に落馬という残念な結果に。過去のレースぶりや血統的にも2400mは長く、このメンバーではさすがに厳しい。実際に矢作調教師も距離は長いとのコメントで逃げ宣言をしている。
ヨーホーレイク 川田 C
前走皐月賞も直線ではしぶとく伸びて5着確保しており、毎回自分の力は発揮できる馬。キレるというよりは長く良い脚を使うという印象で、舞台は合いそう。鞍上に川田Jを配してきており、同厩舎のレッドジェネシスは乗り替わりということはこちらの方が評価が高いということだろう。ただ、ワンパンチ足りない印象で馬券内と言われるとどうか…。
ラーゴム 浜中 D
オルフェーヴル産駒らしく気性に難しいところがあり、乗り慣れている北村友Jが騎乗できなくなったのは痛手。皐月賞は不得手右回りで力を発揮できず、左回りに替わるのはプラスになるが、距離延長で折り合い面にも課題が残るだけに手を出しづらい…。
レッドジェネシス 横山典 D
近2走を見る限りここにきて急激に力をつけてきた印象。ディープ×ストームキャットの黄金配合で、母系にサドラーズウェルズがおり、距離も十分こなせる血統。切れる脚はないが長く良い脚を使うタイプで、川田Jからの乗り替わりはマイナス。ヨーホーレイクの所でも書いたが、同厩でテン乗りとなるヨーホーレイクに川田Jを乗せるということはこの馬の方が期待値が低いと見て良さそう。
ワンダフルタウン 和田竜 D
青葉賞はメンバーレベルは低かったが、5カ月ぶりの仕上がり途上の1戦で勝ち切ったことは評価したい。蹄に不安がある馬でその状態がカギになりそう。調教は前走の青葉賞とはパターンを変えて、1週前は坂路で馬なりの軽めの追い切り、最終追い切りはCWで一杯に追われ好時計を出しており、左回りの直線の長いコースは合うだけに、この調教過程をどう見るかだろう。
ヴィクティファルス 池添 D
前走皐月賞はスプリングステークス激走後の疲れもあったのか見せ場なく敗戦。重馬場のスプリングステークスで勝っており、母父ガリレオの血統背景からも、現状では時計のかかる馬場に適性がありそう。良馬場で行われそうなダービーではやや厳しい印象。

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