安田記念の前哨戦。例年G1馬が叩きで出走してくることも多いが、今年は1頭もおらず混戦ムード。馬齢も4~9歳までおり、素質馬や上がり馬、過去に実績のある馬など多種多様なメンバー構成。
アルジャンナ牡4 56.0 福永 栗東池江 C
前走は8ヶ月ぶりの実戦で、超スローペースの前が止まらない展開で上がり32.8秒で追い込み5着はやむなし。常に過剰人気気味の馬で、ここは休み明けを叩かれた上積みは見込めるものの、勝ちきれないタイプの馬で人気妙味もないここはおさえ程度の評価で。
エアスピネル牡8 56.0 鮫島駿 栗東笹田 B
久しぶりの芝での1戦となるが、距離マイルに限ればほぼ崩れていない。前走は鮫島駿Jの好騎乗もあったが、ダートG1で2着に来たあたり地力は確か。折り合い面に不安があるので、ある程度ペースが流れてくれると理想的。
エアロロノア牡4 56.0 池添 栗東笹田 B
3連勝はいずれも着差はわずかだが、勝ち切った内容を評価したい。力をつけてきており、ここでも素質は通用する。好走パターンが外差しなので、ここは相手強化で、外を回して勝ち切るまではどうかも好レースはできそう。インで立ち回る競馬ができればもっと幅が広がりそう。
カイザーミノル牡5 56.0 荻野極 栗東北出 C
前走は初のスプリント戦で有利なインを立ち回り5着。年を重ねて距離適性が短い方にシフトしてきている感があり、ここは距離延長がカギに。ただ、阪神コースは得意で予想人気ほどの差はなさそう。
ギベオン牡6 57.0 西村淳 栗東藤原英 C
前走は恵まれた競馬だったことには違いないが、デアリングタクトに競り勝った内容は評価したい。NHKマイルカップ以来のマイル戦となるが、同型もいるので前走のようにスンナリ逃げ競馬は望みづらく、半信半疑。
ケイデンスコール牡5 56.0 岩田康 栗東安田隆 C
左回り巧者。前走は内ラチを上手く使い右回りでも好走できたが、ここは近走内容からも人気しそうで、外枠なら思いきって消し、内枠ならおさえ程度の評価で考えたい。
ザイツィンガー牡5 56.0 北村友 栗東牧田 D
距離マイルは少し長い印象。ダートで勝ち鞍があり、重馬場で2勝しているように、雨がほしいところ。
ダイワキャグニーセ7 56.0 幸 美浦菊沢 D
全勝利を東京コースであげる、東京コース巧者。ここは、56㌔で出れるのは有利だが、右回り阪神はマイナス。
パンサラッサ牡4 56.0 坂井 栗東矢作 D
重馬場で大勝したように、雨馬場を得意とする馬。良馬場で瞬発力勝負となると分が悪い。
フォックスクリーク6 56.0 藤岡佑 栗東中内田 C
前走は久々の勝利。調教の動きが良化しており、一変した。時計のかかる馬場も向いた印象。ここも調教の動きには注目して、前走よりもさらに良化してくるようならおさえたい。
ブラックムーン牡9 56.0 団野 栗東辻野 D
後方からの競馬となる点でどうしても展開に左右されてしまう馬。9歳馬で上がり目は見込みずらく、よほど展開がはまらない限りは…。
ベステンダンク牡9 56.0 浜中 栗東安達 C
スンナリ逃げればしぶとい馬。近走行き脚がつかなくなってきている点に年齢的なものを感じるが、テン乗りジョッキーで新味が出れば、人気皆無だろうだけにおさえておきたい。
ボンセルヴィーソ牡7 56.0 松若 栗東池添学 B
人気しずらいタイプだが堅実な馬。京都、中山コースに良績が集まるが、阪神もこなせる。ここも立ち回りの上手さをいかして上位に食い込む。
ラセット牡6 56.0 秋山真 栗東庄野 B
展開に左右されるが、モンテロッソ産駒には珍しくためればキレる脚を使える馬。ここも展開がポイントにはなるが、決め手はこのメンバーでもヒケをとらない。
ルフトシュトローム牡4 56.0 岩田望 美浦堀 D
気性的に難しいところが出てきており、近2走が案外。ここは、関西遠征で前走からの変わり身も見込みずらく、軽視したい。
ワールドウインズセ4 56.0 藤岡康 栗東武幸 C
2走前は道悪競馬で勝利しており、力のいる馬場が合う印象。良馬場の相手強化で通用するとは思えず…。

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