予想のポイントを大きく3点に絞りました。
①枠順⇒外枠有利
過去10年8枠の馬が4勝しており、複勝率も29%と優秀でやはり外枠有利傾向。ただ、内枠の中では2枠だけ勝率12%、複勝率29%と好成績をあげている。2枠で複勝圏内に入った5頭は全て4番人気以内の馬で単純に強い馬が2枠に入ったからという見立てで良さそう。
②脚質⇒先行有利
逃げ、先行馬有利が顕著。相当キレる脚のある馬でない限り、後ろから差す競馬は厳しいという印象。
③性別⇒牝馬が好成績
過去10年3着以内に入った30頭のうち、16頭が牝馬。「夏は牝馬」という格言の通り、牝馬には要注意！
出走予定馬分析
アルミューテン 牝7 54.0 柴田大 美浦南田
3走前韋駄天Sは4着好走も、当時の馬場はかなり外有利で、大外枠かつ50㌔の軽斤量はかなり恵まれたもの。その後の走りを見ても、54㌔では外枠を引けたとしても厳しいと見ます。
オールアットワンス 牝3 51.0 ○○ 美浦中舘
初の1000mになりますが、前走でもかかるぐらいのスピードを見せていました。血統的にも母シュプリームギフトは1200mの重賞で3度の好走があり、父もマクフィでスピードに秀でていると見ます。ここは古馬との初対戦で甘くはないと思いますが、それでも51㌔の斤量は魅力で怖さはある1頭です。
グレイトゲイナー 牡4 56.0 ○○ 栗東森
近7走のうち6回馬券内に絡んでおり、力をつけてきて安定感を増してきた印象。折り合い面に不安があるので1000mへの短縮は良さそうな気もしますが、一気の相手強化で56㌔を背負わされてはちょっと厳しいかと思います。
ジュランビル 牝5 54.0 ○○ 栗東寺島
近走はマイル以上の距離でも好走できるようになってきており、距離に融通が利くようになってきた印象。前走でも1800mから一気の距離短縮で高速馬場にも対応して3着と器用な馬。ただ、東京遠征後の中1週で小倉の高速馬場で走り、そこから中1週での参戦となればローテ的にはきつすぎて力を発揮できない可能性が高いのではないかと思います。
セピアノーツ 牝3 51.0 ○○ 美浦青木
直線競馬への適性はありそうですが、1勝クラスでも大敗が続いており、いきなりの重賞挑戦では51㌔でも手を出しづらいです。
タマモメイトウ 牡5 56.0 津村 栗東藤岡
前走韋駄天Sは唯一内枠を引いての好走で、出遅れて進路も右に左振られながらスムーズさを欠いたレースだっただけに評価したい内容でした。そこから3キロ増にありますが好枠を引いてスタートを決めれば好勝負になると見ます。
トキメキ 牝4 54.0 ○○ 美浦斎藤誠
近3走を見る限りは、買い材料に乏しい1頭という印象です。
バカラクイーン 牝5 54.0 ○○ 美浦武井
千直への適性はあると見ますが、実力的にここでは厳しいと思います。
ヒロイックアゲン 牝7 54.0 ○○ 美浦加藤和
前走は不利な内を通らされた上に、終始まなみJ騎乗のワンモアバイトにぶつけられながらのレースで度外視していい内容。新潟コース、直線競馬への適性もあるだけにここは7歳にして初重賞制覇というシーンがあってもと思います。
ビリーバー 牝6 54.0 杉原 美浦石毛
昨年のアイビスサマーダッシュでは、上がり最速の脚で3着に好走しており侮れない1頭と見ます。2走前韋駄天Sは不利な内枠が堪えたもので、外枠を引いてスムーズな競馬さえ叶えば穴激走あってもと思います。
ホーキーポーキー 牝3 51.0 ○○ 美浦武市
前走は大外枠に助けられた面もあっての好走で、重賞ではまだ力不足という見立てです。
モメチョッタ 牝5 54.0 城戸 美浦石毛
さすがに敷居が高いか。
モントライゼ 牡3 53.0 川田 栗東松永幹
前走は不利の影響もあり、着順的にも悲観する内容ではないと思います。2歳時に重賞を制覇したことで、斤量を背負う立場ではありましたが、今回53㌔になるのはプラスでしょう。ただ、レースぶりや血統からも1000mがベストかと言われると微妙で、人気するようならあまり積極的に買いたい馬ではないという見立てです。
ライオンボス 牡6 57.0 鮫島駿 美浦和田郎
千直への適性では、No1でしょう。実際に過去に、6戦して4勝しており、崩れたのは前走だけという戦績で、前走の敗因が何かというところがポイントになりそうですが、ハンデや馬場など噛み合わなかったのかと思います。スピードを活かして逃げてそのまま押し切るレースが得意な馬だけに、近走行き脚が以前ほど早くない点など不安はありますが、やはりこの舞台では評価せざるを得ない1頭と見ます。
リッチクレマチス 牝4 54.0 ○○ 美浦青木
実力不足。
ルドラクシャ 牝4 54.0 ○○ 美浦松山
実力不足。
ロードエース 牡6 56.0 松山 栗東松下
前走は外枠の恩恵も大きかった印象。ここも枠次第ですが、斤量も2㌔増えるだけに前走から着順を上げられるとは…。
ロジクライ 牡8 57.0 藤岡康 栗東須貝
全盛期よりは衰えを感じますが、それでも今年のメンバーに入れば地力は上位なだけに好枠さえ引ければやれてもおかしくない1頭と見ます。
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