天皇賞春の前哨戦。今年は、G1馬はワールドプレミアのみだが、カレンブーケドールや重賞実績豊富なステイフーリッシュ、オークス2着馬ウインマリリンなど実力馬がそろった1戦。力をつけてきた上がり馬の台頭にも注意したい。
アールスター牡6 56.0 長岡・・・C
東京や新潟の直線の長いコースよりも小倉や中山の直線の短い小回りコースが合うタイプ。近2走は馬券内まであと一歩の内容で、2走前中山金杯は前有利展開を上がり最速タイの脚で追い込み5着、前走小倉大賞典も適性より短い距離での4着好走。父はロードカナロアだが、母系は母父にサッカーボーイを持つ長距離血統でこの馬も2000m以上が合うタイプ。ここは一気の相手強化となるも、人気皆無になりそうな点で相手には入れておきたい。
ウインキートス牝4 53.0 丹内・・・C
ここ7戦連続連対と安定感抜群のタイプ。ゴールドシップ産駒らしくスタミナ豊富で力をつけてきた印象がある。ここは相手が一気に強化されるだけに、簡単にはいかないだろうが軽視はできない1頭。
ウインマリリン牝4 53.0 横山武・・・B
オークス2着馬。3走前秋華賞はフレグモーネの中、状態整わずの強行出走で度外視して良い。2走前エリザベス女王杯は牝馬トップレベルのラッキーライラックやサラキアに次ぐ4着、前走AJCCも外有利馬場を内目を通る不利な競馬で6着は強い内容。ここは得意の中山コースで53㌔のハンデの恩恵もあり、狙いたいところ。こわいのは、前走不良馬場を走った反動か。
オセアグレイト牡5 57.0 横山典・・・B
前走有馬記念は不利な外枠から外有利馬場を内を通る競馬で9着は評価して良い内容。3600mのステイヤーズステークスを勝っているようにスタミナ豊富で、調子を取り戻してきた今ならここでも十分通用。
カレンブーケドール牝5 54.0 松山・・・B
去年の屈指の好メンバーが集まるジャパンカップでコントレイルやデアリングタクトと差のない競馬をしたように実力は現役トップクラスの持ち主。東京に比べて中山ではパフォーマンスを落とす傾向と、休み明けもパフォーマンスを落としがちで、ここも先を見越した仕上がりで出てくることが予想されるだけに過大評価は禁物か。
ゴーフォザサミット牡6 56.0 丸山・・・D
前走中山記念はG2にしては低レベルメンバーの中で4着。ここは一気の相手強化となる1戦で、良馬場でやりたいタイプなだけに週末の雨予報も気がかり。
サトノルークス牡5 56.0 大野・・・B
京都記念は上がりの問われるレースでこの馬には向かないレースとなった。過去には菊花賞2着の実績があり、重馬場のセントライト記念でも2着があるように、週末雨が降れば、近走の凡走から人気も落ちそうなここは期待したい馬。
京都記念時の抜粋
(ディープインパクト産駒だが、これまで上がり3ハロン33秒台を出したことがないように、上がりのかかるレースを得意とする馬。これは母父サドラーズウェルズの血が影響してると思われます。
父ディープインパクト×母父サドラーズウェルズの組み合わせでこれまで重賞を勝った馬はこの馬の姉のタッチングスピーチのみです。(他にいたらすみません)
この馬の兄弟も軒並み重馬場などの時計のかかるレースを得意としており、今回阪神開幕週で条件的には厳しいと見ます。ただ、日曜は雨予報なので雨量には注意して、馬場が悪くなるようなら抑えるかもしれません。)
シークレットラン牡5 56.0 田辺・・・C
中山コースは得意な舞台。前走中山金杯から距離延長、時計のかかる馬場は歓迎だが、相手のそろったG2では力不足という印象。
ジャコマル牡7 56.0 田中勝・・・C
すんなり逃げればしぶとい馬で、2走前AJCCはバイアス不利がありながらの7着で、評価していい内容。ただ、ここは実力のある先行馬が結構いる点で楽な競馬は見込みづらい。

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