今年の展望
最大の注目はやはりデビューから無傷の連勝で1冠目の皐月賞を制したエフフォーリア。共同通信杯で2馬身半、皐月賞では3馬身差をつけての勝利で能力は抜けている感も。そして牝馬サトノレイナスの参戦にも注目。ウォッカ以来14年ぶりの牝馬による制覇なるかにも注目。桜花賞は忙しい1600mで差し損ねたものの、レコード決着で上がり最速の32.9秒の脚は能力の証。ルメールJも距離に自信を持っており、国枝調教師悲願のダービー制覇なるか。その他レコード決着となった毎日杯からシャフリヤール、グレートマジシャンも虎視眈々と頂点を狙う。その他皐月賞組のタイトルホルダー、ディープモンスター、アドマイヤハダル、グラティアスなどの巻き返しにも注目。
日本ダービー2021予想~過去データ分析~
例年より早い梅雨入りで馬場状態が心配だが、週末の東京の天気はなんとか持ちそうで、馬場はそこまで悪くならなさそう。エフフォーリアに死角はないのか、牝馬サトノレイナスは牡馬相手に通用するのか、毎日杯組の評価は?、皐月賞組から巻き返してきそうな馬はどの馬か等見ていきたいと思います。
日本ダービー2021出走予定馬
アドマイヤハダル M.デムーロ
ヴィクティファルス 池添
エフフォーリア 横山武
グラティアス 松山
グレートマジシャン 戸崎
サトノレイナス ルメール
シャフリヤール 福永
ステラヴェローチェ 吉田隼
タイトルホルダー 田辺
タイムトゥヘヴン 石橋脩
ダノンザキッド ※回避
ディープモンスター 武豊
バジオウ ◯◯
バスラットレオン 藤岡佑
ヨーホーレイク 川田
ラーゴム 浜中
レッドジェネシス 横山典
ワンダフルタウン 和田竜
人気馬の成績⇒1、3人気は信頼度高、勝ち馬は人気馬が多い
過去10年で5人気以内の馬が9勝しており、人気薄での勝利は2019年のロジャーバローズ(12人気)のみ。1人気は4勝をあげており、複勝率も70%とそこそこ信頼度は高い。また、3人気も複勝率が70%と高い数字を残している。
ローテーション⇒皐月賞組が中心、京都新聞杯組も過去10年で2勝と注意
過去10年で3着以内に入った馬のうち、前走皐月賞組が30頭中20頭を占めており、やはり中心。勝ち馬も8頭出ており、皐月賞組が1頭も馬券に入らなかった年はない。その他注目は京都新聞杯組。キズナ、ロジャーバローズと2頭のダービー馬を輩出しており注意。青葉賞組も勝ち馬は出ていないものの過去10年30頭中5頭馬券内に入っており警戒しておきたい。
脚質⇒先行、差し馬優勢、人気薄で馬券に絡むのは先行馬
過去10年で見ると逃げ0勝、先行4勝、差し4勝、追い込み1勝、マクリ1勝と先行、差しが優勢。ただ人気薄馬が絡むときは先行馬(ロジャーバローズ、コズミックフォース、アポロソニック等)が多く、今年も注意したい。
枠順⇒内枠優勢、1枠は最多の3勝
1枠が最も成績が良く、8枠が最も悪いことからもやはり内枠優勢の印象。特に人気薄が馬券に絡むケースは内枠が多い。(19年ロジャーバローズ①番、14年マイネルフロスト③番、13年アポロソニック③番)
血統⇒ディープ産駒圧倒的
過去10年で6勝をあげており、2着にも3頭来ているディープインパクト産駒が断然の存在。次点でキングカメハメハ、ハーツクライと続く。今年のメンバーでは、ディープインパクト産駒⇒グレートマジシャン、サトノレイナス、シャフリヤール、ディープモンスター、ヨーホーレイク、レッドジェネシス。ハーツクライ産駒⇒グラティアス、ヴィクティファルスが該当。

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これらのデータをふまえて、今週はダービーウィークなので全頭評価行います!次回更新にご期待ください(^^)