今年は札幌競馬場で開催されるので注意。過去10年のレースから傾向を見ていきます。後半には全頭評価(前編)を載せています。
脚質⇒先行有利、内で詰まるリスクは想定すべき
過去10年逃げ馬の成績は(2,2,1,5)と複勝率は50%で、開幕週の馬場で小回りコースだけにハイペースでも結構粘れる馬が多い。2014年のストレイトガールのように内で詰まって追えないケースもあるので、人気馬でも内で詰まって追えないリスクは想定しておきたい。
馬齢⇒3,4歳馬が好成績
過去10年で、3歳馬は(2,3,2,12)と複勝率37%、4歳馬は(2,3,4,12)と複勝率43%と若い馬の活躍が目立つ。3歳牝馬は2勝をあげており、シゲルピンクルビーには注意!
全頭評価(前編)
アスタールビー 牝5 54.0 ○○ 栗東南井 C
洋芝では(3,1,0,3)と好相性で、キーランドCでも4着の好走実績あり。ただ近走は得意の洋芝ではないコースにしても負けすぎ感があり、馬体を減らし続けている点も気になる。条件は好転するので、馬体を戻して状態面の上積みが見込めれば注意したい。
アルピニズム 牡4 56.0 団野 美浦金成 D
近2走を見る限りと持ち時計に限界がある印象で、時計のかかる馬場に適性がありそう。ここはスタートを決めて逃げれれば少し怖さはありますが、開幕週の時計の出やすい馬場というのは歓迎ではないだろう。
カツジ 牡6 57.0 岩田康 栗東池添兼 C
成績にムラがある馬だが、G2で2勝しているようにここでも実績は上位の存在。1200mは短い印象があるので厳しいと見ますが、岩田康Jに戻りスワンSのような積極騎乗をしてこれば怖さはあり。
カレンモエ 牝5 54.0 鮫島駿 栗東安田隆 A
これまで10戦して馬券外になったのはたった1回という堅実な馬。血統的にも期待馬で、ここにきて力をつけてきておりスムーズにさえ捌ければ勝ち負けに。
ケープコッド 牝4 54.0 吉田隼 美浦高柳瑞 C
前走は時計の速い決着となりこの馬には少し厳しかったか。2歳時に2勝をあげた洋芝コースに替わるのはプラスで、詰めが甘いタイプだけに勝ち負けはどうかも善戦はできそう。
コントラチェック 牝5 55.0 丸山 美浦藤沢和 B
前走は久々の先行策で久々の勝利。前走は2番手からだったが、それまでに上げた4勝は全て逃げてのもので先行さえできればしぶとい馬。ここも先手を取れれば好走できそうだが、気性面の不安は残っているので人気するここは全幅の信頼までは…。
シゲルピンクルビー 牝3 50.0 泉谷 栗東渡辺 A
50㌔で出られるここはかなり有利で、過去10年でも3歳牝馬は2勝しており、警戒が必要。フィリーズレビューを制し、桜花賞大敗で挑むローテは2016年1着のソルヴェイグと同様で、1400mベスト感もありますがこの斤量ならば頭まで警戒したいです。
ジャスティン 牡5 58.0 坂井 栗東矢作 C
久々の芝となるが、芝でも過去に2勝をあげているように走れなくはない馬。速力上位なので、力をつけた今なら58㌔でも怖さはある馬と見ます。
ジョーアラビカ 牡7 56.0 横山和 栗東清水久 D
立ち回りの上手いタイプだが、1200mは本質的には忙しい印象。1200mではこれまで全て後方からの競馬となっており、先行有利の開幕週の馬場では割引が必要になりそう。

最強競馬ブログランキングへ