4都府県に緊急事態宣言が発出され、無観客競馬となる今週ですが馬券を当ててステイホームグッズを充実させたり美味しいものを食べたりしたいところですね(*^-^*)
今週は荒れるG1天皇賞(春)が行われます。土曜日にはダービートライアルの青葉賞も行われるので、楽しみな週になりそうです。今年の天皇賞(春)は1994年以来の阪神競馬場での変則開催。例年の京都開催とは異なり最後の直線に急坂が待ち構えており、よりスタミナが必要になってくるコース。それでは早速分析していきます。
天皇賞(春)2021予想~過去データ分析~
大阪杯がG1に昇格してからは中距離馬は大阪杯に出走することが多くなったが、ここは長距離で実績のあるスタミナ自慢が集まった印象。まずは過去のレース分析をしていきたいと思います。
人気馬の成績⇒1人気は過去10年で6回馬券外と波乱要素アリ
人気別成績では、1番人気は【3-1-0-6】で17年キタサンブラック、19、20年フィエールマンの3勝。いずれも菊花賞馬。一方、2番人気は【4-0-2-4】で1番人気を上回る勝率、複勝率を誇っている。今年のメンバーでは、アリストテレス、ディープボンド、ワールドプレミアあたりが人気の中心になりそう。
ローテーション⇒過去10年で阪神大賞典組3勝、日経賞組2勝
ローテーションで好成績なのは、前走大阪杯組で【3-3-0-7】と連対率46%と圧倒的な数字。今年は大阪杯組は不出走で、阪神大賞典・日経賞組が計12頭(全17頭中)とほとんどがこのローテで挑む。阪神大賞典組はかなり馬場が悪かったので疲労残りは懸念したいところ。
脚質⇒4角で6番手以内が理想
4コーナーで6番手より前につけていた馬が過去10年で7勝しており、ある程度前を射程圏に入れた位置で4コーナーを迎えないと後ろからではなかなか差せない。今年は変則開催で阪神で行われるため、傾向は変わるかもしれませんが乗っているジョッキーの意見を聞くと先行有利の印象。
下記ネット競馬の記事参照。中井J、松若J、萩野極J、団野Jのインタビューが載っています。
https://news.netkeiba.com/?pid=column_view&cid=48766
馬体重⇒馬格がある馬が優勢
過去10年で500㌔以上の馬が7勝しており、430㌔未満の馬の勝利はなくメロディーレーンにとっては厳しいデータに。今年のメンバーで前走500㌔を超えていた馬はオーソリティ、シロニイ、ディープボンド、マカヒキ、ユーキャンスマイルの5頭。
今年のメンバーで買いたい馬は・・・
ワールドプレミア
11カ月ぶりのぶっつけとなったジャパンカップでも6着と力を見せた。休み明けの日経賞を叩かれ、メイチで臨むここは菊花賞馬が力を見せる。不正受給問題があるだけに応援しづらいが、馬に罪はなく高い評価をしたいところ。
アリストテレス
前走の敗戦で一気に混戦ムードが高まった。その前走は不良馬場に加え内でもまれる競馬で力を発揮できず、能力で負けたものではなさそう。長距離戦なので内めで立ち回りたいところだが、もまれると良くないのでルメールJの手綱捌きに期待したいところ。
ディープボンド
前走はスンナリ先行できたことが好走につながった。ここはマークも厳しくなるだけに前走同様のパフォーマンスを出せるかは微妙なところだが、力をつけてきた今ならそこそこは走れそう。
カレンブーケドール
牝馬の制覇となれば68年ぶりの快挙となる1戦。今年もレイパパレが大阪杯を制し、昨年の有馬記念もクロノジェネシスが制しており、牝馬の時代と言っても過言ではないだろう。ただ、長距離3200mではスタミナが問われるだけにまだ牡馬優勢な印象はある。有馬記念を見ても少し距離は長いか。
ユーキャンスマイル
右回りではもたれる面があり、左回りの方がベターな馬。近2年も5着、4着とそこそこには来ているが、全盛期と比べてやや陰りが見えてきており、勝ち負けまではどうか。
穴で注目はオセアグレイト
有馬記念は不利な外枠からトラックバイアス的にも不利な競馬で9着は評価できる内容。ステイヤーズSを勝っているようにスタミナ豊富で、休み明けを叩かれたここは穴で一発ないかと注目しています。

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